『いっぱい深呼吸してきました』
作者 真理子先生
真理子先生の徒然ブログより

“一番楽な人が 一番うまく行く”〜 本当の楽とは?〜


2023年10月23日号
於保香峰子先生

わたし達はしばしば、自分で自分を思うようにできなくて悩み苦しみます。
 
 
食べない方がいいのに食べてしまう。
 
動いた方がいいのに一日中ダラダラしてしまう。
 
早寝早起きした方がいいのに夜更かししてしまう。
 
緊張しない方がいいのに緊張してしまう。
 
人と楽しく関わりたいのに、気を使って疲れてしまい、結局人を遠ざけてしまう。
 
自分の振る舞いや行動、言動を、自分で思うようにできない。
 
 
こんな時、「自分は意志が弱い」「根性がない」と感じ、自分を責める人が多いのです。
 
 
実は、自分を思い通りにできない時、それは意思や根性とは全く関係がありません。
「我々は氷山の一角なんです。」
 
最近、カウンセリングでよく使うセリフです。
 
その時、いつも両手の親指と人差し指で三角を作り、その三角の部分が「我々」だと説明します。
 
 
これは我々が「これが自分だ」と思っている部分、つまり目に見える、意識的にコントロールできる部分のことで、「顕在意識」とも呼ばれます。
 
この「意識的にどうにかできる部分」は、全体の5%~10%ほどに過ぎないと言われています。
 
 
そして両手で三角を作った時にできる、三角の下の両肘先までの大きな部分を、「意識的にどうにかできない部分」、氷山の海の中に潜んでいる部分、つまり潜在意識だと説明します。
 
 
潜在意識は、90%~95%と言われ、我々の意識の大半を占めています。ここから湧くのが感情、感覚であり、ここが真に我々を動かしているのです。
 
 
顕在意識が右に行こうと思っても、潜在意識が左に行こうとしていれば、5対95の綱引きですから勝てるわけがありません。だから意思や根性ではどうにもならないわけです。
 
 
人生を、また自分を望み通りに動かすには、この我々の大半を占めている大きな大きな「潜在意識」に着目しないといけません。
 
 
そしてこの潜在意識とは、ずばり「子供の自分(感情、感覚)」のことです。
 
 
潜在意識を味方につければ、と言うより、もっと正確に言うと 
 
 
「潜在意識の味方になってあげれば」
 
 
我々は何の苦労も感じずに、どんどん望む方向に進む事ができ、目標を次々と達成し、成長そのものを大いに楽しむことができます。
 
 
まさにノリに乗っている状態です。
 
 
この状態の人は、周りから見るとものすごく大変そうなことを、本人の感覚では、いとも自然に悠々とこなしているのです。
 
 
このノリに乗っている状態は、決して
 
 
「時々人生に訪れるのを待つしかない偶然の産物」
 
 
ではなく、意図的に創り出すことができるものなのです。
 
 
どうやったらそんな、楽で楽しくて上手くいく無敵状態を意図的に創り出すことができるのか?
 
 
簡単に言えば、
・子供の自分を信頼する
・子供の自分を尊重する
この2点が大切になってきます。
 
 
今回のオンラインセミナーでは、具体的にどのようにすれば良いか、様々な実例を出しながらお話ししていきます。
 
お時間の合う方は、ぜひご参加下さい。
みなさんとお会いするのを楽しみにしています。
 

於保香峰子