
『期待』 さちこさん
今にも咲きそうな紫陽花と、緑いっぱいの色が、気持ちをワクワクさせてくれたので。
愚痴について
2024年5月27日号
於保真理子 先生
愚痴と言うのは、心に不満があるときに、それを言葉に出して外に垂れ流す行為のことです。
このように表現すると、それはまずいことをしていると自覚できますが、私たちは無意識に不満があるときに、ついつい外に垂れ流してしまうものです。
先日、私も同じように、少し不安なことがあったとき、家族(於保先生と香峰子先生)に自分では気づかずにぐちぐち愚痴を言ってしまっていました。
その時、香峰子先生がピシャリとこのように言いました。「ママ、それってもったいないよ!不安は、幸せになるための燃料だよ。不安な気持ちをじっと感じて共感してあげれば、それがその問題を全て解決する燃料になるのに。外に垂れ流して愚痴を言ったって、その場だけ少し気が済むけれど、少しも前進していないんだよ。そろそろそれに気がつくべきだね!」
ビクッ!(これは私の心の中で起きた反応です。)
本当に、その通りだとこの時ばかりは心の底から実感しました。
それから、少し不安や不満がある時、それをじっと共感してあげるようになりました。すると本当にその問題が解決していくのです。
私自身も、以前にも増して、心の底から居心地良くなり、私の周りも以前より増して、心の底から居心地良い状態になりました。
日常的な、簡単で単純なことですが、実はこれが1番難しいことかもしれません。しかし、この練習をし始める事は、自分自身の人生を全て開いていく鍵になるかもしれませんよ。
皆様も気楽に挑戦してみてはいかがでしょうか。
於保真理子