『自分育ての、あ・い・う・え・お』

2022年10月10日号
リライフアカデミー講師・心理カウンセラー 花形先生


 
こんにちは。カウンセラーの花形です。今日は小学校の校長先生に教えて頂いた、「子育て大切 あ・い・う・え・お」というお話を紹介させていただきます。「子育て」なのですが、何とこれが「子どもの自分育て」「自分関係構築」によくあてはまること!!子ども→子どもの自分、親→大人の自分、家庭→自分関係、と置き換えて読んでみてくださいね。

あ (あいさつ) あいさつは、相手の存在を認めるコミュニケーションの始まり。子どもと起床の時、食事の時、出かける時、帰宅の時、寝る時など、一日の生活の中で心を込めたあいさつが、安心感と活力を生む。
 
い (いたわり) 学校やおつかいから帰った時の「よくやったね」「大変だったね」「ご苦労さま」等のいたわりの気持ちから出た一言が、子どもの次の意欲につながり、家庭の温かさを感じる。
 
う (うなずき) 子どもの話を子どもの立場になり肯定的に聴き、そして短いアドバイスを付け加える。聴いてうなずいてあげるだけで、子どもは心の整理ができる。そのことで子どもは自己の存在感を確認し自信を持ち、元気になる。
 
え (えがお) 親のえがおは、何よりも生きていく素晴らしさを気づかせ前向きに生きていく源になる。特に親が子どもの幸せを祝う時のえがおは、子どもにとって最高の力強く生きる心の糧となる。
 
お (おしえ) 親が「我が家(家庭)の生き方」すなわち家訓をしっかり持ち、我が家は我が家、隣とは別なのだということを自信を持っておしえていく。
 
そして自分の軸で生きていくうしろすがたを子どもに見せていくことがおしえとなる。 これは一例として、あなたオリジナルの子どもの自分への声かけ「あ・い・う・え・お」を作ってあげてもいいですね!

子どもの自分に寄り添い、心から信頼し応援する「温かい先生」の大人の自分が、ユングがいうコンフォートゾーン(安心できる心地よい場)を築き自分関係を構築するからこそ、ラーニングゾーン(成長の場)に子どもの自分を送り出すことができるのだと改めて気づきました。

 リライフアカデミーでも講座等の合間に、「ここで子どもの自分に意識を向けてどう感じてるか聴いてみましょう。声をかけてあげましょう」という時間を取ることを大切にしています。ご興味のある方は診察、カウンセリングの際お気軽にご相談くださいね。 この素晴らしい秋に自分らしい実りを皆さんが迎えていきますように!
 
花形

 
 
ご感想ありがとうございます。以下にご紹介します。
*頂いた感想全てを掲載できないことをご了承ください。
 

 
いつも
ありがとうございます
オリジナル自分育てあいうえお
作ってみました。

あ→ありがとう🎵ありがとう私

い→いいよ、いいよ  そんなときもある!

う→うまいことやれる!きっとうまくいく

え→ええやん!ええやん!ええこやね

お→おいしいねーおもしろいねー
 


 
自分関係を最良にする、あ、い、う、え、お、どれも大切と思いました。
読みながら、ふと思い出した事がありました。
結婚してすぐの頃、主人より私の方が先に家を出る時がありました。その時、「気をつけて」と主人が言ったのを聞いて、「エっ? 誰に気をつけてと、言ったの?私?」と驚いた事がありました。
それまで、独身の時、家で「気をつけて」と言われた事が無く、そういう、いたわりの言葉は一切掛けて貰ったことが無かったと、気づかされ、なんて心温まる言葉だろうと思ったことがありました。
この、あ、い、う、え、お、を実践し、温かい自分関係を築いて行きたいと思いました。


 
挨拶って大事ですよね。
今日も忙しくてやだなぁって思っていたのに
会社に入る時、しっかり挨拶をすると不思議と気持ちが入って仕事に集中できます。
黙って入って来る人を見ると挨拶すればいいのにって思います。