自分軸で生きるって?

2022年2月7日号
リライフアカデミー講師産業カウンセラー・色彩芸術心理療法士   大久保先生


 
私は1年前からスポーツジムで水泳を習っています。始めた頃はあまり泳げなかったのですが、まずはクロールをきれいなフォームで25メートル泳げるようになるという目標をたて週1〜2回通い続けました。おかげ様で目標は達成され、泳ぐのが楽しくてずっと続けております。
先日は休日の1日の予定をたて、スイミング教室のある時間に間に合うように行動したかったのですが、家族の食事の都合や予定に合わせた結果、楽しみにしていたスイミング教室の時間には間に合わず断念しました。

<その時の自分の気持ちの観察>
「あれ?本当はスイミングに行きたかったのに家族の世話を優先してしまった。もっと自分の気持ちを優先してあげれば良かったのに。。。つい親切心?〜するべき思考?で合わせてしまった。」家族は悠然と自分の予定のため外出。私はなんだかイライラ。。。
「前もって今日は〇時に出掛けるから〇〇はできません。」と言っておけば良かったな。

自分軸ではない自分に気づきました
…これまでのいい人に見られたい、〜であるべき、自己中と思われたくないと思っていた自分が無意識に判断して決定してしまった他人軸のパターンでした。

さて、自己中と自分軸の違いは何でしょうか?

自己中は、「他人軸」であり、自分の価値観を人に押し付け(他人より自分有利)、他人をコントロールしようとする思いが含まれた言動ですが、
「自分軸」は周りの人たちに対して自分の考えを強要することはありません。物事に取り組むにあたって、評価や利益よりも自分の気持ちや欲求を大切にして、素直に行動する人のことを「自分軸で生きている人」といいます。
一方で「他人軸で生きている人」とは、友人知人、家族の気持ちや、上司からの評価を1番に考え、自分の気持ちを後回しにしている人です。

日本人は、他人軸で「人からどう思われるか」を考えてしまう人が多いですが、他人の評価で自分の価値を決めない自分軸(絶対的価値)を持った人になることが大切ですね。
 

 

 
 


 
 

 
ご感想ありがとうございます。以下にご紹介します。
*頂いた感想全てを掲載できないことをご了承ください。
 

 
今日、まさに「他人軸」でやって来て、落ち込んでた所です。
知人の親子さんと赤ちゃんと食事に行って、食事代は、私が出しますと言って、本当は、出したくなかったのに、良く思われたいからと払って、後になって、うつうつしてました。
そんな時に「自分軸で生きる」を読み、自分の本当の気持ちを後回しにする人が、「他人軸」で生きてるとあり、、つくづく「自分軸」で行きたいと強く思いました。

 


 
他人の評価で自分の価値を決めない。

本当に大切だと強く共感しました。
人と関わるといろんな価値観に触れる事になるし、自分の事も色々評価されます。
なんと言われても、自分がそうじゃない、私はそう思わないと言う気持ちを大事にします。そうだな、なるほどなと感じる気持ちも大切にします。
私は私の可能性を信じるし、何があっても肯定します。どんな自分にも価値がある尊い存在なんだと、落ち込んでるとき人から嫌われてる時こそ思える自分でありたいです。
今はうまくいかないことも多いけどとっても充実していて毎日が楽しいです。
病気になってオボクリニックでこの素晴らしい価値観を身を持って学べることに感謝してます。本当にいつもありがとうございます。

 


 
僕はいつも自分優先。ワガママ放題の嫌な奴。
ここで言う「自分軸とは」もっとレベルの高い話しなんだろうな〜

 


 
いつも有意義にメール拝見しております。
今回も色々と考えさせられております。
自分軸と他人軸、そして自己中の違い。
仕事を含め、日常生活の中でどれにあてはまるのか判断するのって難しく思います。
他人軸のようでいて、家族の役に立てるのが自分にとって、結果楽しいことだったり、感謝されたりして嬉しく思ったりとかもあるわけですよね?
その時の自分の選択を信じることが自分軸なんでしょうか??
なんだか難しく考えてしまいました。

 


 
今回も有意義にメールを読ませていただきました。
とても意味のあるお言葉を二つもいただきけて読んだ甲斐がありました。
自分の行いに自分で評価するときその時その時の結果ばかりで判断してしまうなぁ、と改めて感じ、もっと柔軟にゆったりと物事を考えていきたいな、と思いました。
これからも新たな発想、自分との向き合い方の参考としてメール楽しみにしております。