大人にもある卒業の形

2022年2月21日号
リライフアカデミー講師 末永先生


  
こんにちは。リライフスタッフの末永です。
 
間もなく3月。今回は『自分の中の卒業したい●●』についてお話します。

私はOL時代、残業のストレスからチョコを丸々一箱毎晩のように食べていた時期がありました。
いま思うと不健康な対処法ですが、このような手放したい癖や習慣は、食に限らず、考え方でもあるものです。
 
例えば、リライフの認知行動療法の講座でお馴染みの「ねばならない」という考え方。
社会の中でルールや秩序を守るために必要な考えでもありますが、過度な「ねばならない」を持つことで…

・物事を白黒はっきりさせないと気が済まない
・自分に強いプレッシャーをかける
・相手に怒りをぶつけ結果トラブルとなる
など、自分自身を苦しめる要素にもなり兼ねません。
 
「ねばならない」自体は悪者ではありませんが、このような過度な「ねばならない」は手放していきたいもの。
私自身も臨機応変に使うところでは使って、普段は「ねばならない」スイッチをゆるめておく。このバランス感覚を磨いていきたいと思います^^
 
皆さんも手放したい癖や習慣はありますか?
例えそれがどんなものであったとしても、これまでの自分を支えてくれたもの。
それに頼りたいぐらい、ストレスを抱えていたり追い込まれていたのかも知れません。
 
心の準備ができたら「今までありがとう」と感謝をして卒業を迎えていきましょう。

 

 

 
 
 

 
 
ご感想ありがとうございます。以下にご紹介します。
*頂いた感想全てを掲載できないことをご了承ください。
 

 
はじめまして
私の朝起きてから、夜寝るまでの一日の生活の中でのルーティインがあります。
細かく数えてみると沢山の『ねばならない』があります。
心に負担を与えていないかどうか、一つ一つ考え直してみました。
その中にはどうでもいいような事が沢山ありました。
どうでもいいような『ねばならない』もボディブローのようにストレスになってきていたように感じます。
 
先生、良いご指摘、ありがとうございました。
 


 
ねばならない、自分が喜んで楽しんでルーティンとしているならいいですが、相手に対してそれをやったりやられたりするとトラブルになりますね。ホントに緩くいこうと思います。末永先生、またお会いしたいですね。
 


 
「ねばならない」を手放して行こうとのこと。私自身も!「ねばならない」で、自分をきゅうくつにしていること、あるなぁと思いました。人と会うときは、常に元気でいないといけないとか。
他にも、自分をきゅうくつにしていることが、あるのではと、見つめ直してみようと思いました。