映画に見るインナーチャイルドの癒し


2023年1月23日号
この季節、年末年始の慌ただしさから解放され、ふっと立ち止まり、自分だけのリラックスタイムを作り気持ちを穏やかにするのも良いでしょう。
あなたは何をしたらリラックスできますか?
何をしている時に幸せを感じられますか?
何をして楽しもうかな?などワクワクを探して行動してみるのも良いでしょう。

私はと言いますと、先日ずっと前から観たいと思っていた新海誠監督の映画『すずめの戸締り』を一人で観に行って来ました。
一人の時間は自分のために自分の好きなように時間を使えますね( *´艸`)
例えば映画の前には自分の好きなカフェでお茶を飲んでみたり、座席も人に気を遣わず自分の本当に座りたいと思う席で観たり。すべて自分の意思で自分の好きなようにできる事ってとても贅沢なことです
ね。
映画も集中して観られとても有意義でした。昨年からのヒット作なのでご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、物語は「3.11」東日本大地震で4歳の頃に震災にあった少女が12年後の高校2年生になっており、少女のトラウマ体験から始まります。ネタバレとなってしまいますので詳細は省略しますが、はっと気付いたのは、オボクリニックで提唱されている自分関係がそのまま映像化されていると思ったこと。

私が注目したのは、被災し母親を亡くし、凍えそうな寒さの荒野の中で泣きうずくまっている4歳の女の子、「すずめ」に、16歳となった自分が話しかけるシーンです。

大人の自分が、傷ついて泣いている子供の自分に「大丈夫だよ。あなたの未来は光で満ちている。泣かなくていいよ。ずっと私が一緒にいるから大丈夫だよ。」と…。成長した大人の自分が子供の自分に語りかけるクライマックスのカット。インナーチャイルドを癒していけるのは自分自身なんですね。

このシーンでわたしも涙ボロボロになりました。傷ついた子供の自分<過去の感情、今の傷ついた感情>も大人の自分が温かい先生になればケアしていけるのですね。オボクリニックの自分関係を築く根本治療は、まさにこのことだったのだと思えた瞬間でした。

インナーチャイルドや自分関係は目に見えるものではありませんが、映像として表現されたものを通してこれらを可視化して感じとれる良い作品でしたので、ご興味のある方にはお勧めします。

皆さんも自分だけのリラックスタイムを見つけてリフレッシュして素敵なものを発見してみて下さいね。今年も皆様にとって良い1年になりますように。
 
 
ご感想ありがとうございます。以下にご紹介します。
*頂いた感想全てを掲載できないことをご了承ください。
 

 
今年こそ!と意気込んでいたところ、メルマガ読んで肩の力が抜けました。
自分のできること、そんなに多くないです。
やりたいことやれることから考えようと思いました。
 


 
インナーチャイルドとの対話が可視化されていたとのお話に直ぐにその映画を見てみたい!と思いました。又一人で過ごす時間の贅沢さを味わい自分を癒やし暖かく包み込むように自分の中の子どもの自分と対話するのが大切な時間だな!と感じました。昨年は自宅売却や2度の転居が重なり体調も心も不良でしたが自分を暖かく包み込んで癒やす事も大事な時間!と自分を大切に扱う事を思い出しながら日々過ごして参ります。大切な事を思い出させて下さいまして、大久保先生有難う御座います!
 


 
自分関係。大人の自分が子供の自分に、優しく声をかけて、暖かく包んであげること。
ハッとしましたが、大人の自分が、子供の自分のお尻を叩いて、否定的にこうしなきゃダメ!と責めてる自分がいると思いました。
新年となり
今年の目標を立てて、挑戦してますが、ともすると義務的になり、心を狭くしてました。
心がホッとあたたかい自分を目指して、行きたいと思ってます。
 


 
先生おすすめの映画、世間では話題のようですがあまり興味なかったけれどぜひみてみたいと思いました。インナーチャイルドがずっと深く理解できそうな気がします。