五感で秋を感じよう
こんにちは。リライフスタッフの本宮です。
今年の残暑は長いと聞いてはいたものの、10月に入ってやっと秋の気配を感じられるようになって参りましたね。
私達は、目の前の課題や問題、日々の忙しさに追われていると、つい季節が過ぎることに鈍感になってしまっているものです。
ですが、季節が過ぎるのに鈍感になっている、ということは、もしかしたら五感を鈍らせてしまっている、ということでもあるかもしれません。
五感とは視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つです。
秋を視覚で感じるとしたらどんなものがあるでしょう。
例えば、金木犀の木に蕾がつき始めているのを発見したり、秋らしい澄んだ青空に、まだ若いススキがキラキラしていたり、木々の葉が少しづつ赤や黄色に色づき始めています。
聴覚はどうでしょう。
いつの間にか日中に元気いっぱい鳴いていた蝉の声が聞こえなくなり、日が落ち始めると鈴虫でしょうか、澄んだ虫の声にかわっています。
嗅覚は、酷暑では食欲の落ちていた人にもご飯の香りが食欲をそそりはじめているのではないでしょうか。
食材の香りが鼻を通るのを味覚とともにじっくり味わいたいものですね。
これから金木犀の花が開き始めると、甘い香りもそこここで感じられるでしょう。
味覚はどうでしょう。
今年の酷暑では食欲が落ちて冷たいものばかり食べたり飲んだりしてしまう、という方もいらしたのではないでしょうか。体調を整えるのも一苦労の暑さでしたよね。
秋は暑さも落ち着いて実りの秋と表現されるように様々な実の熟すとき。酷暑で食欲のなかった方も美味しくご飯をいただけるかもしれません。様々な旬の食材を、食材そのものの味もじっくり感じながら味わいたいものですね。
そして触覚。
酷暑では太陽の日差しが肌にジリジリと感じられましたが、秋らしくなってきた今は、日差しの強さを感じる日もありつつ、暖かさが心地よく感じられます。
肌を撫でる風もひんやり冷たく感じられるようになってきました。
朝起きたときの部屋の明るさや、徐々に短くなる日の長さにも季節を感じられますね。
日々、目の前の課題や問題、忙しさに追われていると、私達の持っているこの五感の感覚も鈍ってしまいます。
リライフでは季節を感じることも大切に、先日も季節のイベントとして、十五夜を瞑想と美味しい和菓子とお茶で感じる、を実施させていただきました。
五感と共に感じるインナーチャイルドの声にも耳を傾けながら、そして寄り添いながら、この秋を感じていきたいものですね。
本宮