適度な距離感の大切さ


2023年2月27日号
 リライフアカデミー講師・公認心理師 田中先生

 
こんにちは。リライフアカデミーの田中です。
「メルマガの内容が思いつかない。。」とぼんやりリビングで考えていると、我が家の猫が足元に座ってじっと見つめて来ました。
もちろん猫は喋れませんが、「ニャ」と短く鳴いて、わけ知り顔でこちらを見ています。
「代わりに書いてくれるの?」と聞いてみたら、スッと少し遠くに離れて日向ぼっこを始めました。「ですよねー」と思い直してまたメルマガ原稿に取り掛かったのですが、猫は猫なりに何か察して来てくれたのかもしれません。

そんな風に、具体的にお節介をやいてくれるわけではないけれど、そばで見守ってくれる存在がいる事は、気持ちを和ませてくれたり、もう少し頑張ろうと思える励みになるものかもしれません。実際、猫の見守りのおかげで?こうして筆も進んでいます。

相手が人間であれば、安全安心な場として自分の気持ちや考えを言葉にしてみるのもいいですね。
環境を調整して問題解決を図るような、外からの力が必要な時もあるけれど、ただ気持ちを聞いてもらうだけでも心が軽くなったり、自分の内側から問題に向き合うエネルギーを発揮できることもあると思うのです。

もちろん、話を聞く側に回る場合もあるでしょう。いずれにしても、子どもの自分の声に常に耳を傾ける事を忘れないようにしたいものですね。
子どもの自分は、心と体にさまざまなサインを送ってくれています。気持ちがついていかない、体調が思わしくないなどのサインをキャッチしたら、ためらわずその場を立ち去ることも大切です。

なるほど我が家の猫も、メルマガを書かされてはたまらんと、私から距離をとったのかもしれませんね。
 
 

 
ご感想ありがとうございます。以下にご紹介します。
*頂いた感想全てを掲載できないことをご了承ください。
 

 
距離感って大事ですね~~~

我が家にも猫ちゃんが居りますが絶妙な距離感を人間ちゃんと取っていますわぁ笑笑

我が家では、家族の中にも自然的に距離感?(其々のテリトリー)が有って、物理的な距離と心の距離をお互いに荒らさないようにしてます🍀
 


 
猫さまとの関係性に同感しました♪
ねこさまとの関係性を文章にしてくれて感激です
いつも見守ってくれてる存在でありがたいですよね♪
何でも素直に書く気持ちもいいですね♪
 


 
いつもメルマガを楽しみに拝読しています。
ありがとうございます。

私は60代の未亡人。昨年主人に先立たれて毎日寂しい日々を送っています。
住んでいる場所も東京から遠く離れた場所で、対面のセミナーにも参加できませんが、昨年ひょんな事からこのメールマガジンを受け取り始め、毎週楽しみにしております。最近は広告ばかりのメールマガジンばかりですが、このメールマガジンは頂いた人が得をします。本当にありがとうございます。
外にも出かけず、毎日毎日家の中に閉じこもる生活で、ただただ淋しい淋しいと呟いております。
でも、田中先生のお話しのように、子供の頃の自分と接するようにしていたら、この二日間は少し気分が晴れてきているように思います。子供の頃のあの時の自分は、今の自分のことをなんでも聞いてくれそう。
一生懸命にやってきた自分を褒めてあげる毎日になりそうです。今の寂しさや悲しさから逃げるつもりはありませんが、子供の頃の自分と一緒に楽しくその苦しさかに挑んでいくぞ!って気分です。
ペットが飼える環境ではありませんが大丈夫です。
私自身が生きている以上、私自身には一番よく理解してくれていて、嘘つくこともできない頼もしい自分がいることに改めて気がついた田中先生のお話しでした。

感想を書くのは初めてでしたが、これからはどんどん書こうと思います。気分が良くな流ような気がします。
乱暴な文面でご迷惑おかけします。
 


 
「適度な距離感の大切さ」は、本当に大事ですね。時には一人になる時間を作ることも大事と聞いたことがあります。
もう亡くなりましたが、私の母親を私の家に亡くなるまでの2年間、面倒をみました。認知症もあり、起きてから寝るまで、1階から「アッコ-」と呼ぶので、「なに!?」と答えるのが日課でした。これは、1階と2階とに分かれていたから、何とか面倒を看ることが出来たと思ってます。
自分自身とだけ、向き合ってる時間を持つことは大事と思いました。